このたび、「高崎ロータリークラブ」が創立70周年を迎えられ、ここに記念誌が発刊されますことを、心からお祝い申し上げます。
　貴クラブは、結成以来、福祉や教育、文化の振興・向上をめざした意義深い事業を実践され、着実に発展を続けてこられました。これもひとえに、歴代会長をはじめとする会員の皆様方のご尽力の賜物であり、心から深く敬意を表します。
　さて、本市では現在、高崎で仕事を増やし、まちを活性化させるため、様々な施策に取り組んでおります。
　現在、群馬地域の「堤ケ岡飛行場跡地」においては、県と共同で最先端のまちづくりを計画しており、情報技術の関連企業や研究機関の誘致を模索するなど、デジタル技術を活用したスマートシティを目指し取り組み始めたほか、高崎駅東口の栄町地区では、市街地再開発事業として複合ビルの建設計画が進んでおります。施設内には、高崎商工会議所のほか、託児施設や子ども図書館、中央公民館などが入る予定で、市民サービスの向上を見込んでおります。
　また、関越自動車道の高崎・玉村スマートICの隣接地においては、高崎産の農畜産物を販売する施設や、飲食店などを備えた民間主導の商業施設の整備を予定するなど、新しい高崎のまちづくりを推進しているところでございます。
　高崎のまちづくりには、市民が中心的な役割を担うという伝統と精神が息づいて います。貴クラブは「奉仕」の精神のもと、積極的に奉仕活動を行っており、本市のまちづくりにとって重要な役割を担っていただいていると感じているところです。
　どうぞ、高崎ロータリークラブの皆様方には、今後も幅広い分野でご活躍されますとともに、さらなる飛躍を目指す本市のまちづくりになお一層のご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
　結びに、創立70周年を契機として、高崎ロータリークラブのますますのご発展と、会員の皆様方のご健勝、ご活躍を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。